カナダ、シリア反体制派への武器供与に反対 AFP
武器を供与すれば「さらなる暴力と死、破壊を招くだろう」と述べ、周辺諸国に混乱が広がる危険性もあると
警告した。
EUは27日夜、多くの議論を重ねた結果、英国とフランスの強い支持のもと、シリア反体制派への武器供与
のためにシリアへの武器禁輸制裁を解除することで合意した。
これについてベアード外相は、記者団に対し「私の確固たる見解は、政治的な解決のみが、シリアの人々の
苦しみを終わらせる唯一の方法だということだ」と述べ、「国と地域に大量の武器を送り込むことは、
さらなる暴力と死、破壊を招くだろう。故にカナダは(EUに)後続する考えを持っていない」と表明した。
またベアード外相は「われわれが強く懸念しているのは、反体制派の一部に入り込んだイスラム過激派の
数だ。われわれの観点ではそれは改善ではなく悪化だ」と付け加えた。(c)AFP
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