1ROO”いちろー” 戦争騒乱 格納庫☠ 機密 ☠

テレビ 主要メディアボイコット中 

イラク・モスルのキリスト教徒の強制移住(音声) イランラジオより~

エマーディー解説員

イラク各地を占領しているテロ組織「イラクとシャームのイスラム国」が、モスルからキリスト教徒を
強制的に追い出し、その宗教に反する野蛮な性質をむき出しにしています。テロ組織「イスラム国」は、
18日金曜、ニナワ州の州都モスルに住むキリスト教徒に人頭税を払うか、地域から出て行くかの
選択を迫りました。この脅迫を受け、イラクキリスト教徒数百人は、ここ数日、モスルを離れています。
 

イスラム国」がモスルに入った後、注目されたのは、この組織の非人道的な性質であり、それは
国際刑事裁判所の規約における明らかな犯罪、つまり人類に対する犯罪、平和に対する犯罪、
戦争犯罪を明らかに示すものです。モスルから届いた最初の映像は、このテロ組織が残酷にも、
罪のない民間人を殺害しているものでした。しかしながら、イスラム国は、モスルで罪のない人々を
殺害しているだけでなく、女性や少女への暴行や集団殺戮、虐待、住民の所有物の略奪を行い、
そして現在はキリスト教徒を強制的に移住させています。


モスルからのキリスト教徒の強制移住は、スンニー派の利益を守るためのものなのでしょうか?
これにははっきりと否と答えることができます。なぜなら、モスルのキリスト教徒の強制移住は、
宗教への尊重がこのテログループにとって意味がないことを示しているからです。このため、
キリスト教徒の強制移住の目的は、宗教的にこの町の人口構成を変えることではありません。
モスルのスンニー派は、この1ヵ月半、イスラム国の犯罪の主な犠牲者となってきました。

こうした状況に注目し、イラクイスラム国が活動を始めてから1ヵ月半、イラクの反逆者たちや
このテロ組織を支持しているアラブや西側諸国は、このテロ組織が行っている人類や平和に対する
戦争犯罪に加担しています。

様々な人権機関が人道的悲劇と呼んでいるモスルからのキリスト教徒の強制移住など、
イスラム国」の現在の動きの結果、このテロ組織の支持国であるサウジアラビアカタール
アラブ首長国連邦の治安は脅かされ、これらの国も情勢不安となる可能性があるのです。



ソース: イランラジオ